きみのゆめをきかせて(名古屋国際会議場)
2021.7.31 SORARU ACOUSTIC LIVE TOUR 2021 -きみのゆめをきかせて- in 名古屋国際会議場センチュリーホール
ステージ
オンラインライブの時別ステージ用としていた鉄棒や外灯が並べられていたり、右側に大きな木がありましたが、ブランコやロケットなどは同じでした。
開演
オンラインライブと同じイントロから始まり、ステージを青いライトが縦横無尽に走り、バックは星のように輝きだします。そしてこれまたオンラインライブと同じ衣装を着てそらるさんが中央に立ちました。指輪がライトに反射してキラキラと眩しいです。
「みなさん、今日は楽しんでいってください」
1曲目:ユーリカ
ステージのライトがピンク色に変わり、軽快に音楽が鳴り出しました。そらるさんは久しぶりの有人ライブに少しはにかみながら客席に向かって手を振っていました。歌の途中ではそらるさんがよくやる、腕を左右に振るよう観客を誘導していました。
2曲目:ぽんこつ白書
最初のセットから、オンラインライブでも使用されていた逆三角のライトへバックが変わります。足を広げて軽く前傾姿勢になりながら力強く歌い、曲の最後には腕を突き上げ終始かっこよさを見せつけてくれました。
3曲目:アイフェイクミー
ステージ右側へ移動してみたり、普段からあまり動かないそらるさんが珍しく動いてくれました。マイクを両手で持ち、宙を仰ぎながら振り絞るように声を出していたのが印象的です。
「ありがとう」
(MC)
・「というわけで、来たぞ名古屋!」
・本日初のMC。有人ライブが一年半くらいぶりでは、という話
「みんなの顔を見ながら歌えるのは気持ちいいです」
・次の曲は先日発表したアルバムの収録曲で、この日の名古屋が初披露になる
「声は出せませんが、心で盛り上がって聞いてください」
4曲目:自己採点 (※表記は予想)
下からライトが突き上がり、かっこよくて強い曲という印象です。音楽は詳しくないので違うかもしれませんが、ずん、と響く重低音っぽい感じです。そらるさんも足を開きお腹から声を出そうとしているように見えました。
5曲目:ブルーパレット
ステージの前の方に中央が六角形に縁取られ雲の模様が絵がれた幕が下りてきました。そこに歌詞が映り、そらるさんはその後ろで歌っていました。今時!って感じの演出でした。
6曲目:KING
先ほどの幕が上がり、バックに歌ってみたのMVが映りました。今度はステージ左側へと移動してみたり、客席に腕を突き上げるよう求めたりしていました。
「ありがとう」
(MC)
・「というわけでここらでバンドメンバー紹介をさせていただきたいと思います」
Gtの三矢さんから順に行くと思いきや「Gさんはとっといて」と一人飛ばして笑いを誘っていました。
・紹介が終わると椅子に座りながら「久しぶりですねぇ」とあこそらというライブは太古の昔(2013年)からやっているという話になる
「生まれていない人もいるかもしれない」
最初は少数編成だったという話になると、「(G)そらるくんはライブやったことなかったから」「(そ)ワンマンライブやったことなかった」「(G)それで誰かのライブに行って『俺もやってみたいです』って言ったんだよね」「(そ)俺より二人(Gさんとおさむらいさん)のが覚えてるわ。まぁそんな感じのメンバーでやらせていただきたいと思います」
・「アコースティックと言いながら激しめの曲も多いから、少しずつゆっくりめな曲もやっていこうと思います」
7曲目:嘘つき魔女と灰色の虹
最初のセットに戻ると、椅子に座ったままそらるさんが歌い出します。緑のライトが下からまっすぐ伸びていて、それが虹色になったりと歌詞に合わせて色を変えていました。最初は左足を伸ばしていましたが途中で入れ替えたり、体をゆらゆらと揺らしながら歌っていました。
8曲目:文学少年の憂鬱
最初のセットと入れ替わりでフェンスのようなものにドライフラワーのようなものがくくりつけられた飾りが下りてきて、紫のライトに照らされながらGさんのピアノ演奏から。Per水島さんが加わり、なんだか怪しげなイントロが会場に響きました。そしてそこからそらるさんの代名詞といっても過言ではないと思っているこの曲が始まりました。ザ・あこそらとも言える曲でしょう。そらるさんの歌にもなんとなく安定感があります。途中Gさんがピアノで踏切の音を弾いていたり、Gさんピアノすごいなと思わずにはいられない一曲でした。
(MC)
先ほどの飾りもそのままに最初のセットが下りてきました。
・「この曲とも長い付き合いですね……疲れてますね(Gさんを見ながら)」
・そらるさんが喋っていると少し息を整えたGさんが「もうちょっとMCで繋いでもらっていいですか」「(そ)大丈夫すか」
・「(G)文学少年の憂鬱はライブのたびに進化させていて、譜面にも『文学少年の憂鬱2021』って書いてある」「(そ)なんか途中で踏切の音ありましたよね」「(G)あっ、気付いた!?」
踏切の音は不穏というところから和音の話になり「(G)イントロでどれだけ不安にさせられるかなって」
・あこそらとかGさんとやる時はその場でリクエストをもらって歌っていたという話になり、「今回はその場では難しいので事前に…(息を吐く)…あ、大丈夫です」
・このあとやるリクエスト曲は普段自分では選ばないような曲
9曲目:366日
リクエスト1。椅子を後ろに引いて立ち上がりました。
えっ好き…どこ行ったら買えますか…。
10曲目:ドライフラワー
リクエスト2。
11曲目:ヴァンパイア
リクエスト3。急に曲調が変わったので少しびっくり。手を突き上げるよう客席に求めたり、ステージを左右に移動したりしていました。
(MC)
・再び椅子に座りながら「というわけでー、一回止めるよー」
・「みんなのリクエストに感謝です、ありがとうございます」と頭を下げる
・「最近なにしてますか、バンドのみなさん」とバンドメンバーに喋らせるターン
Gt三矢さん→ゲーム、スプラトゥーン
「(G)スプラトゥーンによってボカロ界からボカロ曲がいくつか失われたよね」
「(不明)帰ってこなくなっちゃった人いたね」
Drぐーさん→料理<<<Vチューバー
「(そ)好きなVチューバーは…あっ、恥ずかしそう。推しの名前が言えんのか! 三人言っていいよ」
BaKeiさん→東京リベンジャーズ
Per水島くん→このライブのためになにか面白いことを探していた、お笑いみたり、あとは勉強したり卒論やったり
「(G)卒論、そらるさん(について)じゃだめ?」
Agおさむらいさん→お酒は最近控えめ
「(G)そらるくんはお酒は飲んでないんですか?」「(そ)お酒は飲んでない。月一も飲んでない」「(G)お酒といえばある人のライブで…まありぶくんなんですけど。用意されている水がいたずらで全部焼酎に変えられてて」「(そ)りぶといえば、付き合い長いけど今年…今年だよな? 初めてコラボしたんだよね」
・「(そ)なんのオチもない……」「(G)ぼくはなんとか次の曲に繋げられないかと思ってたんだけど」「(そ)あ、なるほど」「(G)結局繋げられなかったけど笑 誰、りぶくんの話したの」「(そ)Gさんですよ」
12曲目:コールボーイ
椅子から立ち上がって歌い出しました。歌詞に出てくるので、お酒の話からここに繋げたかったのでしょうか?
曲終わり、暑くなってきたのかジャケットを脱いで椅子にかけていました。
13曲目:シャルル
暗転の間に腕まくりしてました。かすれ声も素敵です。
14曲目:Liekki
外灯が4本オレンジに灯りました。オーケストラとかではないのに、とても壮大な音楽に聞こえました。そらるさんはこういう音楽が本当に似合うなと思いました。
(MC)
・椅子に座りながら「ここまで楽しんでいただけているでしょうか」
・ライブのコンセプトは「ゆめをきかせて」というアルバムの曲を聴いてもらいたい
「子供の頃からなんの苦労とかもなく生きてきた人って……まあいるとは思いますけど」
「子供の頃の自分になにを言いたいですかというテーマで曲を書いていただいた中で、自分が言いたいことに近い曲を書いてくださったのがナノウさんとyukkedoluceさんです」
15曲目:ぼくを叱って
ナノウさんの曲。フェンスのようなセットがなくなり、最初のセットの木なしに。
16曲目:五線譜のタイムマシーン
yukkedoluceさんの曲。五線譜に音符が描かれているようなセットが下りてきました。椅子から立ち上がると、後ろか青いライトがそらるさんを照らしました。
曲が終わると少し長めに頭をしっかりと下げ、静かに袖にはけていきました。
アンコール
(MC)
・小走りで出てきて「アンコールありがとうございます」
・「今日も生きてここにたどり着いたな、と(アンコールまでくると)」
・椅子に座りながら「そうだなー、うーん……そらるのライブ初めての人? あ、結構いる」と喋るそらるさんの後ろでGさんが手を振っていてかわいかった
・「きっと今日楽しかったと思うんですよね、俺もみんなも」
・「前向きに生きていきたいなと思います」
・「歌えという感じで呼んでくれたと思うので、歌いたいと思います」
17曲目:ワンダー
椅子から立ち上がり、ブルーパレットで使用した幕以外のすべてのセットが下りてきました。ステージがバッと光で照らされ、今日一番明るくなりました。
「3階席ー! 2階席ー! アリーナのみんなー!」
最後は腕を突き上げてぐるぐる回し、そして曲に合わせてまた腕を突き上げて終わりでした。
(MC)
・「終わりと見せかけてー、写真撮影をします」
・「あ、そうか、少し離れて……(バンドメンバーと距離を取りながら)、なんか怪しい集団すね」
・「そう遠くない未来で、またライブやれるようになると思います。また会いにきてください」
18曲目:ゆめをきかせて
発売されるアルバムの表題曲。歌詞に合わせてバックで流れ星が流れていました。
会場を見渡しながら「今日は楽しかったです。また会いましょう。ありがとうございました」
バンドメンバーと共に距離を取りながらも共におじぎ「(マイクなし)ありがとうございました!」
右、中央、左の順に手を振りながら移動してそれぞれおじぎをし、袖にはけていきました。
さいごに
久しぶりの有人ライブ。このご時世なので直前まで開催されるか不安はありましたが、無事終わってホッとしました。
対策や準備をいろいろとしてくれたであろう関係者の皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございました。
残りの神戸公演、東京公演も無事終えられることを心より願っております。