After the Rain-5th ANNIVERSARY-(ONLINE LIVE)
After the Rain ONLINE LIVE 2021
-5th ANNIVERSARY-
2021.12.18
個人的主観によるライブレポです。
セトリとMCの内容がメイン。
でも全部ではないです。
ステージ
前方に階段のついた丸いステージに、バックには複数のモニター。両端に短めの花道が続く。機械的な印象。
中央ステージの後ろにモニターに挟まれた少し高いステージ。
中央ステージの階段を下りて正面を進むと階段があり、上ると和傘に囲まれた和を意識をしたステージあり。
開演
オープニングムービー。2016年1月8日の結成から今日までの日付をカウントし、イラストにて名前紹介。10カウント後にライブ名が表示され、雨上がりの空のような映像が映る。
モノクロ映像。会場内を車体の長い車が走ってきて、中から2人が下りてくる。絨毯を歩いてマイクを持った後階段を上り、ステージ中央へ。
そ「(手を振りながら)皆さんこんにちはー!今日は一日よろしくお願いします!」
1曲目:セカイシックに少年少女
襟元と裾に赤い薔薇をあしらった黒のお揃いのキラキラ衣装。でも少しずつデザインが違う。そらるさんは右側の髪にキラキラしたヘアピンをたくさん。まふまふさんも左側にキラキラしたものがついていたような...?
カメラにピースをするまふまふさん。そらるさんはいつも通り右手でマイクを持ち、左手は胸元にあることが多い印象。お互いに顔を見合わせてハモったり、カメラ越しに手を振ったりしていた。
2曲目:1・2・3
三角形のライト板?のようなものが上空で動いていた。
自分のパートでは1歩前へ出て。歌詞に合わせて腕を突き上げてカウント。後半には中央ステージから伸びる花道へそれぞれ歩いていく。
歌詞の最後では互いを指差し。
(MC)
そらるさんが喋りだし、話しかけても長い沈黙の後に自己紹介を始めるまふまふさん。
そ「以前より会場が大きくて、歌っていて気持ちいいです。ね。……なんだよ喋ってくれよ」
ま「(沈黙)こんにちは。After the Rainのまふまふです」
そ「なんだよ。なに(笑)」
ま「いやー緊張しません?カメラが回ってるっすよそこに」
そ「そうなんだよね。オンラインライブってあんまりやったことないけど、なんかめっちゃ虫いる」
ま「えっ虫?」
そ「お客さんが普段いるところにカメラがたくさんあってさ、スタッフさんずらっといて。学芸会の子供みたいなさ。お父さんとかお母さんとか関係者が見てて、カメラ回してるっていう心細さ」
ま「あー、にまにましてるっていう」
そ「今もどう思われてるのか」
ま「このMCやべーなって思われてますよ(笑)」
そ「いや、思われてるかもしれん」
ま「あのー、祝After the Rain5周年ということで、はい、ありがたいことに5年間も一緒に活動させていただいております。同人含めると7年くらい?」
そそうだね、出会ってからは10年経ったらしい」
ま「長い付き合いになりましたけど、ここ、幕張メッセで無観客という」
そ「1万人くらい入りそうだよね」
ま「やらせていただけるくらいに、大きくなりました。……ぎこちない(笑)」
そ「ぎこちねー(笑)」
ま「MCのレベルはまだ1年目くらいなんだけど。MC変わらないんだけど、ずっとこうなんだけど」
そ「まあそうね、変わらぬ良さがそこにあるよね」
ま「あーいいねいいね、変わらぬ良さ」
そ「そんなこんなな2人ですが歌は心を込めて歌わせていただきますので、最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いします」
3曲目:アイフェイクミー/そらる
周囲から炎が吹き出し、まふまふさんがギターを。
そ「いくぞー!」
さっきまで穏やかにMCをしていたとは思えぬ、色気たっぷりの最初の台詞。綺麗なハイトーンボイスも聞かせてくれました。
曲に合わせてよろめいてみたり、2人背中合わせてみたり。ギター抱えてジャンプするまふまふさんすごいです。
4曲目:ブラッククリスマス
ステージ上にスモークがたかれ、赤と緑のライトが走る。
体を揺らすそらるさんと、しゃがんだまま歌い出すまふまふさん。後半イントロ部分でそらるさんが片膝をつく場面も。最後はまふまふさんが左指を順に折る仕草をした後、反対の手の中でマイクをくるりと一回転。
5曲目:ユメクイ
上から見ると二重の輪に見えるように三角形のライト板?のようなものが降りてきて、模様やお化けやかぼちゃが映っていた。音楽に合わせて上下。
(MC)
ま「皆さん楽しんでおられますでしょうかー!今回のライブはリクエストライブとなっておりまして、視聴者の皆から募った中から上位のものを選んでいくということになっておりまして。ユメクイという曲をやらせていただいたんですけど、珍しいんじゃないかな」
そ「ライブでやるの初めてだよね」
ま「初めてだよね」
そ「でもたぶんあれよね、投稿タイミング的にやるタイミングがなかったからじゃない、たぶん。そんなことない?」
ま「確かにユメクイ上げたあたりからあんまりライブができない世界になっていたけど。でもなんとこのライブ、映画館で見ている人!」(手を上げて振りながら)
そ(フッと鼻で笑う)(控えめに手を顔のあたりまで上げて振りながら)
ま「日本以外の世界で見ている人!」
ま「そして日本で見ている人!」
そ「映画館の人2回手を振ることになるだろ、今」
ま「……(ちらっとそらるさんの顔を見たあと)どこにいても見ることができます!(笑)」
そ「はい。なに。番宣みたいのが入ったけど(笑)。まあそうっすね、俺映画館ピンと来てなかったの正直。でもさ、すごい人気だね映画館のチケット」
ま「たぶんなんだけど、家で1人で見るより、映画館でいろんな人たちでわーって見てわいわいしたい」
そ「確かに味方しかいないもんな」
ま「そうそう、あの空間が好きなんだと思う」
そ「右を見ても左を見ても映画館にいる人はもうみんな友達よ。みんな俺たちのことを見にきてくれてる友達。ぜひこの機会に、友達作って、帰ってください(笑)」
そ「あとはリクエストか。リクエストライブって形でやったの初めてだったけどどうだった?」
ま「正直、この曲はいつかやってほしいなと思って待ってますみたいのが結構多くて、昔の同人アルバムの曲とか。根強い隠れ人気を持つ曲があって。ユメクイとかも、ユメクイとブラッククリスマスどっち歌いますかってなった時に、クリスマス付近にライブやることが多くてブラッククリスマスの方が選ばれそうだなと思ってたの。でもこういうリクエストの機会をいただいたことで、ハロウィンじゃなくてもできるようになると。あれハロウィン曲ですから!」
そ「個人的になんですけど、一番危惧してたのは、こういう投票形って皆で結託してあの曲やらせようぜみたいな。のとかが、入ってくるかと思ったの。ズルできちゃうかなと思って、でもなかったね、そういうのね」
ま「なんかやって困る曲あります?逆に」
そ「でも例えばソロ曲とかだと自由表記じゃん。だからさ、やっぱりあるんじゃない、なんか。」
ま「あー」
そ「でも俺的には結構、まあ今回やってるセットリストって本当に皆が選んだもの上から選んだだけなんですけど、意外と普段ライブでやってる曲が多くて。そらるのソロとかもアイフェイクミーとか投票数多かったし、この後も定番曲多かったなと思う気がするんだよね、俺的には。ちょいちょい珍しいのもあるけどさ」
ま「うん、うんうんうんうん」
そ「わりと普段やってる曲聴きたいって人多いんだなーって。イタズラっ子あんまいなかったなーって印象がありました。まあそれだけ真剣に選んで投票してくれたんだなと思うので、ありがとうございます」
ま「ありがとうございます」
そ「じゃあそんな感じで、次の曲はあんまライブではやったことない曲かな。でも個人的にはすごく大好きな曲です」
6曲目:彷徨う僕らの世界紀行
モノクロになり、衣装に刺繍された赤い薔薇のみに色が映る。中央でしっとりと歌い上げ、曲調が変わると画面に色が戻って2人は花道へ。
花道で手を振るそらるさんと、そこに人がいるかのように左右を見回すまふまふさん。
7曲目:四季折々に揺蕩いて
中央ステージへ戻る。
ラストのハモリがとても綺麗で好き。
8曲目:桜花ニ月夜ト袖シグレ
そらるさんとまふまふさんがお互い向き合いながらも、それぞれ違う方を向いて声を出しているのが印象的な最後だった。
9曲目:キルクス(inst)
バンドメンバーの紹介
10曲目:ウミユリ海底譚
衣装チェンジして、上下にモニターで挟まれる位置で登場。間奏部分でそらるさんがまふまふさんの肩に片手を置いて階段を下りてきて中央ステージへ。
そらるさんは白と青と黒のマーブル模様?のロングシャツを前を閉じて。まふまふさんは黒と白の右前の裾に傘のイラストが入ったロングシャツを前を開けて羽織り、インナーはえんじ色。
11曲目:厨病激発ボーイ
曲中まふまふさんの片目に手を当てたり、両腕を広げて天を仰いでみたり、両手を上げて片足で立ってみたりと厨二病ポーズが決まりまくった。技を出すときの決めポーズは2人で。
ま「あれ、そらるさん。あんなところにセグウェイがありますよセグウェイが!」
そ「なにその無理やりな感じ(みたいなことを言っていた気がする)」
ま「免許持ってましたよねちょっと乗ってみては」
そ「セグウェイね。免許あるからね、余裕だよ(乗りながらよろよろしてる)」
ま「おっいいぞいいぞいいぞ。うまいうまいうまいうまい。さあここで、ここでイケメンな一言をどうぞ(しゃがみながら)!大丈夫か。ここでイケメンな一言!」
そ「......乗ってく?」
そらるさんのパートらしいが、2人とも笑ってしまってグダグダに。なんとか立て直し、最後にはもう一度技を決めて。
そ「面白かった?」
ま「乗ってくは、さすがにワロタ」
(そらるさんの笑い声)
12曲目:ミルククラウン・オン・ソーネカ
動画以外で歌っていたことあったっけ…?
まふまふさんはだんだん可愛い声に。まぬんちゃんっぽい。そらるさんも少し幼めを意識?
(MC)
「皆さん、楽しんでおられますでしょうか」
そらるさんが捌けてまふまふさんのみがステージに。
「そらるさんがアイフェイクミーでめちゃくちゃかっこいいところを見せつけていったので、僕も、やっぱりちょっとかっこいい一面を皆に見せていきたいと思います」
13曲目:女の子になりたい/まふまふ
完全にまぬんちゃん。MCであえてキリッとした声を出していたのでギャップで余計に。スカートを広げる仕草をしてみたり、あとは手の動きがとにかく女の子っぽい。
くるっと回ったら画面がキラキラになり、猫耳付きのメイドカチューシャがまふまふさんの頭に映る。
14曲目:チョコレイトと秘密のレシピ
そらるさんがステージに出てきて、ハートが映った三角形のライト板が降りてくる。
まふまふさんパートはまぬんちゃん。
(MC)
ま「そらるさん」
そ「はい」
ま「ありがたーいリクエストライブのおかげで」
そ「はい(笑)」
ま「拷問のような2曲を歌ってきました」
そ「いや、あのね。さっき変な曲あんまないねって言おうとしたけど、あのーこれは変な曲に含まれるかもしれない」
ま「変な曲!代表曲なんですけど、僕の」
そ「変な曲だよ。別に嫌いじゃないけどさ」
ま「変な曲。そらるさんに歌ってほしいな、女の子になりたい」
そ「やだよ。むり」
ま「ちょっといつか歌ってくれないかなと期待してるんだよ」
そ「や、ちょっと荷が重い。昔のまふまふってもっと男らしい歌い方だったよね」
ま「男らしい。えっ、全体的にってことですか?」
そ「まあ、そう!最初、投稿したばっかぐらいの頃とか。太い声で歌ってたりしてたじゃん」
ま「あーあー、まあ鼻声でしたから」
そ「どんどん女の子に……、女の子になりたい気持ちからきてんのかな」
ま「いや、垢抜けてってるんですよ!良い方に捉えてください。女の子になりたいからこういう声になっていってるわけじゃないんですよ!」
そ「そうじゃないんだ。でもそう思ってると思うよ、皆。女の子になりたくて、軽い感じの歌い方っていうかさ」
ま「でも今の歌い方の方が、ずっと自然に出せる。前の方がよっぽど無理してたから」
そ「そうなんだ。じゃあ自然体にね。自然体が女の子になっていく」
ま「もうどうやっても曲解させようとしてるんすね。どうやっても僕をこう、女の子になりたいおじさんに!(笑)」
そ「そうじゃん。女の子になりたいおじさんが自然体のまふまふと(笑)」
ま「キツすぎ、視聴者が半分減った…(笑)」
そ「まあでも皆さんのおかげでこういう曲も聞けております。ありがとうございます」
ま「ありがとうござ……?ありがとうございません」
そ「まあまあそんな感じでまだまだライブは続くので、歌っていきましょうかね」
15曲目:アイスリープウェル
MCで軽口を叩きあっていたのが嘘のようにかっこよく歌い上げる2人。
歌詞に合わせてまふまふさんがくるっと回ると、衣装の裾もふわっと揺れるのが素敵。
16曲目:モア
三角形のライト板?が降りてきて、会場を走る白いライトが反射して迫力のあるステージだった。
(MC)
「はい、皆さん。ここまで楽しんでくれているでしょうか」
まふまふさんが捌けて、そらるさんは階段を上ってモニターの間のステージへ。
上っていく後ろ姿で、衣装の後ろに傘のイラストがあることに気付く。
「随分ちょっと高いところまで来てしまったんですけど。もしここにお客さんがいるとしたらめちゃめちゃ遠いんですけど、オンラインの良さというか。きっと映像的にはそんなことないんだろうなと。バンドメンバーの皆とかカメラがすごい遠くて心細いんですけど」
「自分は今回のリクエストライブね、そらるのリスナーお利口なんだなと。ありがとうございます」
17曲目:ワンダー/そらる
画面がモノクロ調になり、そらるさんの歌に合わせて色が戻る。
18曲目:夢のまた夢/まふまふ
まふまふさんが中央ステージに現れる。
「僕といえばやっぱりこの曲でしたか。リクエストしてくれてありがとう」
(MC)
そ「はい、皆さん。楽しんでいますか」
曲数が前回よりも2倍は多いという話から、疲れているかどうかへ。
そ「どうっすか、ちょっと疲れてきた?」
ま「んー、さすがに17曲」
そ「もう17曲もやってるんだよね」
ま「このご時世なかったから、足腰はきてますけど、でもなんか気持ちいいね。やっぱり楽しい」
そ「まあそうね。歌うのはね、楽しいよね」
ま「皆の前で歌った時も、歌う前は緊張してたのに、歌ったあとは楽しいなーやめたくないなーみたいな。あったな、あの感じ」
そ「終わってみると一瞬だしね。ライブって」
そ「でも見てる側は、もしかしたらちょっと疲れてきてるかもね。ライブだと夢中になってて一瞬で気付かないかもだけど。ちょっとあの、退屈しないように最後まで気合い入れて歌うので、もう少しついてきて楽しんでくれればと思います」
ま「今回リクエストライブだったからさ、不安だったけど、変な曲入ってたーとか言ってたけど。実は結構歌いたい曲入ってて。世界紀行とか、ユメクイとか。あのへん僕にとっては入れたらしんみりしそうとか、他の曲とかぶりそうとかあったから意外と入れづらかったんだけど」
そ「世界紀行とかはね、いい曲だと思った。今回はね俺はね、世界紀行歌いながら、うって。うるうるって。いい曲だわ」
ま「最初のハモるところで結構きますよね、グッと。僕はウミユリ海底譚。やっぱ思い入れのある曲だから。あ、ウミユリ、ライブでやっていいんだって」
そ「ということで、今までしばらくこのステージでやらせていただいてたんですが、実はね終わりも近いんですが、ステージもうひとつ用意していただいておりまして、ちょっとそっちに移動してみたいと思います。行きましょう」
ま「あっ共に」
そ「共に。えっお前一人で行く?」
ま「あっ...先行く?」
そ「じゃあ先行くわ」
中央ステージを下りて、まっすぐ進んで階段を上ると、床が赤で周囲を和傘で囲ったステージが映る。
ま「どうっすか」
そ「はい。えっどこにいんの(横見たら誰もいなくてキョロキョロして後ろを振り返る)」
ま「えっ後ろです」
そ「いやいや、来いよ」
ま「あっ、そういうことね。メインとこう喋り合うみたいなそういうのないんだ。あっ...ただ遅れた人になっちゃう」
そ「そうだよ。なんでいないのかと思った。隠れてんのかと思った」
そ「というわけで和を意識したステージが用意されていると」
ま「和を意識。意識したとかいうレベルじゃないよ。もう和傘、番傘みたいの貼り付けられまくってるけど」
そ「けどお前さ、リハーサルの時なんで風船あるんだろって言ってたよね。風船じゃねーから」
ま「これなに」
そ「えっ鞠でしょ鞠」
ま「鞠じゃないでしょ。提灯じゃない」
そ「えっ、提灯なの。これぽんぽんやるやつじゃないの(触りながら)」
ま「それ紙風船でしょ」
そ「......紙風船だわじゃあこれ」
ま「提灯だよ」
そ「紙風船風提灯」
ま「ああ…紙風船風提灯、風...」
そ「鞠ってなに、鞠って」
ま「鞠は〜(中略)」
そ(周囲をウロウロ)
ま「聞いてる?ねえ聞いてる!?」
そ「聞いてます」
ま「今鞠のこと聞かれてたから答えてたのに」
また少し鞠について話すも、結局お互いよくわからないという結論に。
そ「俺さ、紙風船好きなんだよね。ぽんぽんって(手で紙風船を下から打ち上げるような仕草)」
ま「あのあれですか、銀色のやつがついてて、丸が空いてて」
そ「そう、アルミホイルついてて、ここに。紙風船好きだったなぁ」
ま「よく畳を1畳ずつ分けて、お兄ちゃんと落とした方が負けってやってた」
そ「いいよね、昔の子供の玩具って。ちょっとお祭り行きたくなってきたな。来年は行きたいですね、お祭り」
ま「やってんのかな」
そ「来年はあるんじゃない。あることを祈りましょう。そしたらちょっと俺紙風船買うわ」
ま「売ってないと……(笑)」
そ「売ってんのかな(笑)でもああいうのってお祭りのくじとかさ」
ま「えー、紙風船……えー、駄菓子屋さんとかじゃないですか?」
そ「駄菓子屋さん?駄菓子屋さんこそあんのかな」
ま「駄菓子屋さん今ないのかな」
そ東京なさそうじゃない?お祭りで入手できる気がする。まあお祭り行きたいっす」
ま「ぅん……」
そ「まあちょっとそんな無駄話はさておき。せっかく和風のステージ、AtRといえば結構和風の曲も歌ったりしているんですが、ここから2曲。このステージにふさわしい2曲を歌わせていただこうと思います」
19曲目:夕刻、夢ト見紛ウ
四隅の筒に炎が灯る。
20曲目:万花繚乱
ゆらゆら動いていたので、中央の丸いステージライトから離れたり。
(MC)
中央ステージへ戻る。
ま「ちょっと待って。靴紐が」
そ「というわけで、ここまで19曲お付き合いいただき皆さまありがとうございます。楽しんでいただけたでしょうか。自分たちも日頃の不摂生と引きこもりがたたって、限界が近いんですが、ここまで歌わせていただきました。次の20曲目をもって最後になるんですが、どうでしたか。ライブ」
ま「(よろよろしてる)めっちゃいい感じです」
そ「大丈夫?老けた?」
ま「普通に立ってられないです。地面がゆらゆら揺れる」
そ「なかなか普段こんな長時間立ちっぱなことないもんな」
ま「そうですよ、もう30分以上立ってるわけですからね、恐ろしい!」
そ「30分どころじゃない(笑)そろそろまふまふもリアルライブやりたいって言ったけど、今のままじゃもたないよ。最近俺さ、ランニングマシン買ったけど、お前もやれよ」
ま「またその話!もう5回くらい聞いてるんだけど(笑)放送内で2回と放送外で3回」
そ「絶対体力落ちてるよ」
ま「そうかなぁ。なんだかんだコロナの間家の中で歌練とかやってましたよ」
そ「のわりにフラフラじゃん」
ま「これは足腰の筋肉だと思います」
そ「やっぱ歩かなくなってるからさ。もうこのままだと宇宙人みたいになるから。頭ばっか大きくて体ほっそりしてる宇宙人みたいになるから。来年のリアルライブに向けて、お前もランニングマシン買おう」
ま「そらるさんランニングマシンの業者に騙されてるんじゃないかと大丈夫かな」
そ「俺も2、3日に一回くらいしかやってないよ」
ま「やってないの!?2、3日に一回!?」
そ「やってるよ。2日に一回」
ま「さては3日に一回」
そ「そういう時もあるけど(笑)思いの外自分の体力が落ちてることにびっくりするんだよやってると。20分歩くとフラフラだもん」
ま「なんでお金払って疲れることしなきゃなんないの。それに高そうだし」
そ「お金だってさ、外出る方がめんどくさいじゃん」
ま「あー走ったりってこと?」
そ「走ったり歩いたりすんのものさ、いちいち外出る準備するのがめんどくさい」
ま「んー…そもそも走らないっていう選択肢は」
そ「体力つけないと」
ま「お風呂にお湯はってさ、足をううううってやったらさ、重くて痩せるとか」
そ「それ絶対毎日やんないでしょ(笑)」
ま「温泉で昔人がいない時に手をこうやって(腕をバタバタさせる)」
そ「俺も子供の頃泳いでたわ」
ま「うん、そんな感じかな」
そ「そんな感じかなじゃねえよ(笑)絶対毎日やんないだろ(笑)まあそんなのはいいとして(笑)来年は〜」
ま(しゃがむ)
そ「(来年の自分たちのライブ活動について喋ってると)なに。座ってんじゃねぇよ」
ま「話が長引いてきたなと思って」
そ「MC中ももたなくなってんじゃん(笑)来年までに俺たち2人とも体力つけて、ライブ耐えられるよう体作っていくんで、皆も来年ぜひライブやれたらやるんで、そん時までに皆も体力つけてね。そこでまた会えるように、お互い体力つけて、シャボンディ諸島で会おう」
これで締めくくりかと思いきや、またしてもまふまふさんに話を振るそらるさん。
そ「なんか言いたいことありますか」
ま「いや、もう、そらるさんが全部」
そ「なんだよ、ランニングマシンの話しかほぼしてないじゃん(笑)」
ま「俺もランニングマシンの話したいなと思ってたんだよ…」
そ「なんだよ、頭下げとけ(笑)ありがとうございましたって」
ま「そうですね、あのーオンラインライブも見てくれる人がいなかったらやれないんだよね。各々の見方で見てくれてるんだろうなって思ってます」
そ「あのカメラを通して、電波になって、脳内に届いてるんだよ」
ま「脳内なんだ。すげぇ技術だな。いいな」
そ「素晴らしい時代です」
ま「……俺の話の腰を折ったな!?さては!あーもう長い、MCが長い人たちになってる!校長先生の話ばりに長い!」
そ「でもさ、実際にさ、」
ま「なにまだなんかくる!?」
そ「オンラインライブ難しいじゃん。お客さん目の前にいなくて。でもオンラインライブできてよかったよね。なかったらなにしてた?俺たち」
ま「そんなん考えちゃだめっすよ!無職!」
そ「そう、だからオンラインライブに感謝」
ま「そうだよ、インターネットなくて、SNSもなくて、ライブ一切できなくて、テレビも出てないじゃん。無職。お疲れ様でぇす!」
そ「そう無職。無職にならずに済んだオンラインライブと見てくれてる皆に感謝したいです」
21曲目:彗星列車のベルが鳴る
ま「(手を振りながら)今日は見にきてくれてありがとーう!」
今日一番ステージの上をよく動いていた。
そ「本当に長い時間ありがとう!これからもAfter the Rainをよろしく!」
背中を合わせ、互いに体重をかけ合っている様子が見られた。
そ「ありがとう!」
曲に合わせて銀テープが振り、二人が周囲に手を振る。最後はジャンプ。
2人で顔を見合わせて、タイミングを見て一緒にお辞儀して終了。
アフタートーク
楽屋をクリスマスちっくに飾り、サンタ風の赤いマントを羽織って黒マスクをつけた2人が画面に現れる。そらるさんは留め具がシルバー、まふまふさんはゴールド。
そらるさんは座ってるけど、まふまふさんは立ってキリッとした顔を作ってる。
ま「ライブ、いかがでしたでしょうか。(小声で)あっこっちか」
そ「楽しんでいただけたでしょうかー(手を振る)」
ま「お家で見ている方も、映画館で見ている方も、海外から見ている方も、本当にたくさんの皆さまありがとうございました(カンペをチラ見)」
そ「ここからはアフタートークということで、楽屋にいます」
楽屋の様子を引きで映してくれる。
ま「(マントを広げながら)僕たちもちょうどこのサンタコスでライブの感想とか、僕たちの歴史とか、そういったものを語っていければいいなと思います」
コメントもリアルタイムで見れていた様子。
ま「ねえねえ、せっかくさ、マントとか着てるんだからさ、ないんすかもっと。喜びとか」
そ(目をそらしつつ苦笑い)
ま「僕さっきからテンションぶち上がりですよ(マントをばさっと払いながら)。見てこれ、これ!こんなんよ、僕」
そ「チャンピオンタイム。なんかマイクぶっ飛びそうだな」
ま「マントじゃないですよ、サンタコスらしいよ。なんか普通にサンタさんだって」
そ「そうだよ。こんな、びっくりしたわ、来た時」
ま「なんでさぁ!そんな動じないで座ってられるんすか」
そ「なんでそんなワクワクしてんだよ」
ま「マントだ!みたいのはないんですか」
そ「マントは嬉しいけどね」
ま「サンタさん!みたいな」
そ「なに、そんなに好きだったのサンタ」
ま「やりたかったの」
そ「なるほど」
そ「どうでしたか、今日のライブ」
ま「あっ僕に聞いてる!?」
そ「いや、誰に聞くんだよ。浮かれすぎだぞ」
ま「そうだな、リクエストライブっていうあれだから、正直不安な曲多かったですよ」
そ「まあ初めてやるような曲もあったしね」
ま「楽しかったけど、5回は裏返ったかなと」
そ「まそうね」
ま「まあ5回以上は裏返ったかなと、正直」
そらるさんは片膝だけ伸ばして座って、まふまふさんは控えめに。
リクエストライブに対する印象は本人たちもよかったらしい。
そ「セグウェイね。正直面白かったでしょ。乗ってく」
ま「乗ってく面白かったよね」
そ「俺もやってやったなって感じあったもん」
ま「よく出てきたね、とっさに」
そ「俺もさすがだなって思ったわ」
コメントに目を通しながら。
そ「セグウェイなんで出てきたんだろうね」
ま「会場が広いから大きく使おうと思って、走りまわって歌おうと思って、セグウェイに乗りながら歌おうみたいな。でもそらるさんがね、」
そ「いやいやいや!お前もだよ!」
ま「嘘だ!俺はものすごい速さでやってたけど、そらるさんは時速2キロで」
そ「お世辞にも上手ではなかった」
ま「床に落ちているコード踏み越えられなかったよね」
そ「その結果普通に歌うことになって、どうするってなって、あのタイミングで出てきたんだよね」
ま「なんで出したんだろ、出さなくてよくない?」
そ「せっかく用意してもらったんだもん、そこは」
ま「あのね、クリスマス仕様なんすよ。プレゼントBOXとかさ、用意してこうやって飾ってくれてるんだけど、いったいどんなお城なんだろって思うけど楽屋なんだよね。楽屋を改造してクリスマス風にしてあるけど、こっちから向こう側はみんなこうやってカメラ構えてる人ばっかで」
コメントをじっと見てるそらるさんに、反応が薄いとツッコンで笑うまふまふさん。
そ「そらるも女の子になりたい歌えみたいなコメントあるけど、コメント見てる限りまふまふよりまぬんちゃん人気ですね」
ま「まじっすか(笑)」
そ「まぬんちゃんとして活動してた方がいいんじゃない」
ま「ずいぶんなこと言いますね」
そ「チョコレイトもね、」
ま「あんま言わないでください!そうせざるならなくなるというか、影響力があるんで!やめてください」
そ「まぬんちゃんファンが増えて、まふまふアンチが」
ま「うわぁ……」
ま「ミルククラウンね」
そ「苦労してたね」
ま「一番難しいし、たぶんやばかったと思う。声カスカスで」
そ「綺麗に歌えてたと思う」
そ「というわけで、普段はだらだら喋ってるんだけど、映画館の人たちは時間きたらしめ出されちゃうから。スタッフさんが台本を用意してくれてまして(年表の書かれたボードを出しつつ)」
めちゃめちゃカンペ読むそらるさん。
・名前について
そ「天月んちから帰る途中に雨降ってたからっていう理由だけで決められた。雨降ってなかったらどうなってたんだろうね」
ま「サニーとかになってたかもね」
・結成後一番最初のライブについて
ま「すみませんすみません、申し訳ない」
そ「お前やっぱマイク飛んでんじゃん」
ま「僕の音圧がマイクを吹き飛ばしてしまって……」
・日本武道館について
360度のステージが好きだったというそらるさん
ま「駆け足気味に活動してきたんですけど、長かったっすね」
そ「長かったけど早かったよね。いろんなことあったけど、仲良い時期も険悪な時期も。険悪っていうほど険悪じゃないけど」
ま「方向性の違いで解散しそうな時期は」
そ「まあそういう時期もありましたけど」
ま「というわけで、(カンペ見ちゃってグダグダになりかける)」
そ「おい(笑)」
ま「ここからはあのツイートなんだったのコーナー!謎なツイートをスタッフさんに拾ってきていただいて」
そ「その中から俺たちが選んだんで、ほじくり返していこうかなと」
そらるさんにほめられてにやにやしてる午前4時/2015年11月27日
クロクレストストーリー作り始めで、いい曲がきたんだろうということに。
そ「毎回褒めてるけどね」
ま「いやっ!?」
ま「確認できましたかーって聞くと、ダウンロードしてたらリンク切れちゃったもっかい送ってーって(モノマネで)」
(モノクロで机に突っ伏してる写真)/2016年11月5日
ま「そらるさんが死にかけてる画像なんですけどなんですかこれ」
そ「ヴィレッジバンガードの対面のイベントで想定してたより相当数が来て、こんなになっちゃった」
きゃはきゃはきゃははは……(中略)…/2014年10月26日
そ「ツイートに困ったらこういうわけわかんない長文をツイートする傾向にあるのは2014年から変わらないよね。どういう気持ち?」
ま「呟いてる時は真顔ですね」
そ「なんか考えるけど浮かばなくて、とりあえず長文で書いとけばいいやってお前あるだろ」
ま「脳が完全に溶けてる時にぱぱぱぱって打って」
そ「坂田的というか」
ま「坂田的(笑)なかなかどぎつい失礼なこと言いますね」
そ「誰に(笑)」
ま「坂田に(笑)」
みんなぁ〜〜っ♡♡そぁうだお〜♡♡♡ちゅっ♡みんなぁ〜〜・・・かまってかまって!!♡♡そぁうね、さみしいとないちゃうの・・・(T^T)ふぇーん(;ω;)でも、ちゅっ♡♡/2018年4月10日
そ「そあう事変ね。これはたぶんなるせがね、書いてる。歌い手ツイッターあるあるのひとつとして、なんか賭けをして負けるとツイッターを乗っ取られるっていう、たぶんそれ。なんかのツアーで賭けをして、負けて、たしかなるせ」
ま「顔文字がね、絶妙にあんまり女子高生じゃないというか、おっさんよりの」
そ「最初はもっとひどくて、これはないって言ったらこれになった」
ま「よかった、安心しました」
そ「そろそろ終わりの時間になりました。カウントダウンあと17秒ってあるけど大丈夫?」
締めにそれぞれコメントを言うことになり、そらるさんから。
そ「今日は見てる側もちょっと疲れたなって人いると思うんですけど、最後まで楽しんでいただけてれば幸いでございます。こういう形でも皆と話ができて嬉しかったです。えっ大丈夫すか(キョロキョロしながら)……あっこっちを見てってことか(カメラ指差して)。えーと、またこれからも2人で活動を続けていくしライブもやると思うので、次また機会があったら見にきてください。そらるでした、押忍」
ま「このような形でのライブは、普通のライブとは違ってみんなの前に立つことはできないんですけど、僕ちょっと期待してて。徐々に徐々に世界が元どおりになっていっている気がするんですね。近い将来、またみんなの前に姿を表すことができるんじゃないかと思っていて。そんな直接会えないような期間もこうして長らく応援してくれてありがとうございました。来年また楽しいことをしたいと思っているので、楽しみに待っていてください」
そ「ちょっと時間過ぎちゃってるんですけど、映画館とかで見てる人大丈夫かな。えー、長らく本当にありがとうございました。これからもなるべく会えるように頑張っていくし、会えない期間も2人でインターネットを介して皆に楽しんでもらえるよう変わらず2人で楽しいことをやっていきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします」
ま「せーの」
ま「ばいばーい」
そ「ばいばーい」
立って手を振る2人。まふまふさんは控えめにぴょんぴょん跳ねていた。
エンディングはエンドロールの横に映像が流れる。
ライブグッズや、それにサインする2人の姿。
ステージが映り、リハーサルの様子が。
セグウェイで会場内を走る。そらるさんは恐る恐る、まふまふさんはスーッと。
衣装に着替えステージへと向かう。
バンドメンバー含んだ円陣の様子。
そ「オンラインならではのね、オンラインだから見れるって人もいると思うし、映像として形に残るものなので、気合い入れていいライブにできればと思います」
ま「いくぞー!」
ライブ中のダイジェスト映像。