妊娠中にあった大変だった出来事

 

人生で初めての妊娠。最初で最後かもしれない妊娠。

終わってしまえばすっかり過去の遠い出来事ですが、とりあえず大変だったことを振り返ってみました。

 

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恥骨が痛い

予定日が近付くと赤ちゃんが下に降りてくるので痛むとはよく言われましたが、私はかなり早い段階からこれに苦しみました。

 

さらに予定日が近付くと下半身に筋肉痛のような痛みが加わって、動くのが辛くなりました。

寝る時は床に布団を敷いて寝ていたので、起きて立ち上がるのがほんっっっっっとにしんどい。産まれたばかりの子鹿のようにブルブルしてました。

 

 

手首のむくみで両手がしびれる

30週を過ぎたあたりから、朝起きると両手がしびれてこぶしを握る、という動作に苦労するようになりました。

グーパーグーパーを繰り返すことで改善はされるものの、朝がとにかくひどい。ひどい時はグーにすらならず。

検診の際に相談してみたものの、これまでとくに検査結果でおかしな数値が出たこともないので「まあそういうものだから」と。なんとなく予想はしてた。

日常生活に支障があるわけでもないので、産後早く改善されることを願うばかりです。

 

 

動悸がひどい

36週を迎えると、お昼過ぎから夕方あたりの時間帯でとにかく動悸がひどい。

ゆっくりと横になったり休んでいるとあっという間に夕方に外が真っ暗、いつも散歩は夕方に行っていたのでどうしようかと悩むハメに……。

 

とかなんとか考えていたら、血液検査でひっかかりました。あらまびっくり。

ひとまずその時に鉄分を補う注射を打ち、処方された錠剤を飲むようになったら、頻繁に動機がすることはなくなりました。どうやら鉄分不足が原因だったようです。

不足しがちだという知識はあったものの、意識して鉄分を摂取していなかったのが反省点。

 

 

街を歩いてたら知らないおじいさんにお腹を触られた

9ヶ月を迎えようとしていた頃の話です。旦那と一緒に街中を歩いていたら突然知らないおじさんに「妊婦さん?」と話しかけられました。

驚きはしたものの、変なキャッチとかではなさそうだなと思ったので「そうなんですー」と適当に流して離れようと思っていたら、「お腹大きいと大変だよね」となんのことわりもなしにお腹を撫でてきたのです!

ここで「やめてください」と言えればよかったのですが、なにも言えず……。それで調子に乗ったのか、良いと思ったのか、その後も話しかけながら何度か勝手にお腹に触れてきたのです。

ちらちら視線を送ってみたものの、旦那は旦那でどう対処すべきかわからないのか無視。無視すんな助けろ!

旦那が黙ったまま頼りにならないので、自力でなんとか振り切ろうと試みるも進行方向は同じなので話しかけながら付いてくる。普通に怖いですなにこのおじいさん。「おっぱいも大きくなるしね」なんてアウトです! アウト!

最終的に近くにあった別に用事もない靴屋に逃げることでようやく逃げられました……。街中だったのでなんとか堪えましたが、人目がなかったら泣いてました。

 

たまにネットでこういうことがあったと見かけることはありましたが、まさか自分の身にそれが起こるとは思ってもおらず、今考えれば黙って明確な拒絶ができなかったことが悔しくてなりません。あのおじいさんは今後も別の妊婦さんに同じようなことをしてその方を怖がらせるのではないかと思うとなおさらです。

見知らぬ人の身体に触ることはしないが、妊婦のお腹だったら触っても良いというような考えを持っている人は、そんな考え今すぐ捨ててほしい。海に向かって放り捨てろ。

 

妊娠中はこのあたりには二度とこないと決めましたが、人がほとんどいない自宅周りを散歩がてら歩くのも少し怖くなってしまった出来事でした。

 

 

ただ生きてるだけで苦しい

極論はこれ。

大きくなった腹が邪魔でかがんで靴下は履けないし、落としてもしゃがんで拾えないし…。

30週を過ぎたあたりから、立ってても座ってても寝転がってもお腹が圧迫されて苦しい。とにかく苦しい。

 

 

さいごに

妊娠中は早く出ていってほしいと思っていましたが、出てきてしまえばお腹の中にいてくれた方が静かだったなぁ…と。

とはいえ、子供はかわいい。

毎日成長する子供に、今この瞬間は今この時しかなくて、その今もあっという間に過ぎていくんだなぁと子供の小さな手足を触りながら感じます。